院長ブログ

花粉症は内科でも治療が可能です。

院長 宮本貴庸


山形大学医学部 卒業
武蔵野赤十字病院循環器科 部長
東京医科歯科大学医学部 臨床講師
武蔵野赤十字病院総合診療科 部長
東京都教職員互助会 三楽病院循環器内科 部長
武蔵野赤十字病院循環器内科非常勤医(水曜日)として勤務中

 花粉症は、春になると多くの方が悩まされるアレルギー性の疾患です。代表的な症状は、「くしゃみ」、「鼻水・鼻づまり」、「目のかゆみ」などで、日常生活に大きな影響を与えます。今やアレルギー性鼻炎患者は約6000万人、中でもスギ花粉症患者は4000万人程度の罹患者がいると推測されています。
今や花粉症は国民病である、と言っても過言ではない状況です。

 花粉症の原因となる花粉の種類やアレルギーの程度は、人によって異なります。
市販のお薬で済まされている方も多いかもしれませんが、医療機関を受診することをお勧めします。
医療機関では、血液検査などの検査を行なうことで個々の花粉症のタイプを特定し、状態に合わせた最適な内服薬、点鼻薬や点眼薬を処方することができます。
症状が悪化する前に、早めに治療を開始することが効果的です。

 花粉症は耳鼻科での治療が一般的とお考えの方が多くいらっしゃるかと思いますが、内科でも診療は可能です。ぜひお気軽にご相談ください。