原因となる病気がないのに、頭痛が起こる「慢性頭痛」の一つに、片頭痛があります。
片頭痛の症状は、強い頭痛が主な症状ですが、それに伴い吐き気や嘔吐、視覚障害などが起こることもあります。これらの症状は数時間から数日間持続することがあり、日常生活に支障をきたすことも少なくありません。予定していた約束をキャンセルしなければならなくなったり、仕事を休まなければならなくなったりします。何度も頭痛があり「ずっと昔からだから」「いつものことだから」「そのうち治るから」などと、頭痛の度に市販薬で対処をしている方がいらっしゃいます。
片頭痛の治療は、大きく2つに分けられます。頭痛の発症時に痛みを取る治療(急性期治療)と頭痛の発症を予防する治療(予防治療)です。両者をうまく組み合わせて治療することが大切です。
急性期治療は、頭痛発作そのものと同時に起こってくる吐気などを治療します。
予防治療は、月に2回以上の片頭痛発作がある場合、急性期治療のみでは日常生活に支障がある場合や急性期治療薬を使用できない場合におこないます。
当院の対応
当院では、急性期治療と予防治療ともに対応いたします。
総合内科専門医として、新しい予防治療薬のCGRP関連抗体薬なども対応可能です。片頭痛でお困りの方はご相談ください